カン・ロアメ's Blog

~海外に住んでみて見えた日本の日常生活について思うこと~

男女でイメージが違う「私は料理が苦手です」

突然ですが「私は料理が嫌い苦手です」。

 

これ、男性が言うのと女性が言うのではイメージ違いませんか。

 

今の時代、建前では「いやいや、男女変わらないよ」ですが

本音はどうでしょうか?

日本男性の発言なら「へーあ、そう」くらいなのに

日本女性の発言なら「へー(この女ナイわ…)。毎日どうしてんの?」

ではないでしょうか?

 

 

「仕事がキライ、したくない」

女性が言ったら「へー、、、(甘えてるなぁ)」

男性が言ったら「へー(この男アウト)」とか。。。。

 

 

さて、私が料理が嫌い苦手な理由は

ズバリ 「ガス台やらの後片づけ・食器洗いが面倒くさいから」 です。

手の皮膚が弱く、ゴム手袋も洗剤も手に合いません。

 

後片づけのことを思うと、料理自体が楽しくなくなってしまうのです。

たまにやるのは楽しいのです。

子どもとやるお菓子作りなんかは、本気でワクワクします。

しかし片付けが憂鬱。

 

 

 コンビニや外食がまだ一般的ではなかった私の祖母の時代

買い物も夜遅くまでやっている店が無い時代でした。

 

家には一人以上の専業主婦的立場(主に女性)の人がおり、

その人いないとすれば、自給自足でない限りは

毎日の食べ物に困る状況です。

いつも誰かしらが食事準備要員として家にいたのです。

 

家の中に様々な世代や小姑もいれば、レパートリーも増え

家族の健康と栄養を考え、実行するのが大切な仕事であり

後片づけが嫌なんて、まさか言えなかったでしょう。

 実際、記憶の中の祖母は一日の3分の2は台所にいたような気がします。

 

でも!時代は変わりました。

うちは食器洗い機はスペースがなく買えませんけど

買い物や作る方はかなり手軽になりました。

 

私が結婚した時

地方の知り合いの方から「奥様に」と

お祝いに料理本セットが届きました。

 

複雑な気持ちになりました。

やっぱ私に?どういう意図で?

 

いや、他意はなく御厚意なのは承知しております。

 

感謝です。

しかし、そこまで気にしなければ良いのに

料理苦手コンプレックスの私は素直に喜べなかったのも事実です。

そしてそんな喜べない自分にも引け目を感じました。

 

ある時は別のおじさんから

「奥さんの得意料理は?」と聞かれました。

「えーと、、、(あまり料理しないんで)

特にないです!(ニコっ)」

と答えました。

得意料理以前に、料理が得意ではないんです。。

 

また先日、NHKの男性アナウンサーが

「コンビニ飯ばかり。そうなんですよ、妻は地方におりまして

単身赴任のような形で」みたいな事を言っていて

一瞬「??(モヤ)」でした。

 

"コンビニメシばかり”

このセリフ

女性アナウンサーが言ったら軽く記事にまでなりそうですよね。

。。。記事にはならないとしてもTwitterとかで何か言われそう。

 

今の時代、配偶者と、家での食事って関係あるの?

そんなに密着した関係なのかなぁ…?

 

 

 

料理する女性=デキル妻。毎日料理する、持ち寄りパーティでも喜んで手料理

 急な来客でもササっと料理 優しい

あまり料理しない女性=イケてない。家庭的でない。あまり優しくない

 

このイメージ。。↑女性の部分を男性にかえたらどうだろう。。

特に優しそうとか内面に関することはどうも関係ないと思います。

 

人には向き不向きな仕事があります。

 

財テクとか、家計管理とか、書類整理だとか

子どもに勉強教えるのが得意とか

掃除洗濯好き、とか、、毎日のコトで他に様々な長所があるのに

料理が苦手なだけで、その他の長所はかき消されるほどのインパク

ですか?料理✖なだけで家庭的とは言わないの?

 

子どもに影響?食文化が廃れる?おふくろの味? 

みんなで一緒に伝えていければ良いではないですか。

 

①栄養はまぁあるけど、質素な食事 (orたまに豪華なテイクアウト)

 →作った人とりあえずニコニコ

②美味しくて、おかず数品(=栄養◎)

 →でも作った人疲れ顔

③保存料・化学調味料系、栄養▲butまぁまぁ美味しい

 →作った人??

 

専業主婦/主夫  的人員のいる家庭でない限り、

大体①~③のどれかになりませんか?

ならどれがいいですか?

 

男の子にも女の子も小さいうちから楽しく考え合えたら良いですね。