カン・ロアメ's Blog

~海外に住んでみて見えた日本の日常生活について思うこと~

国際結婚について色々想像する…。やはり大変そう

結婚ですら難しい時代に

国際結婚て、、マブシイ。。。

 

こんにちは

 

今年、台湾のスター、リン・チーリンさんと日本のAKIRAさんが結婚しました。

おめでとうございます。

私はお二人の事をほとんど知りません(特にAKIRAさんを知りません…笑。ファンの方すみません)。

が、なんと絵になる二人でしょうか。

 

※※国際結婚というと私は国籍よりも、人種的なことのイメージがありますのでそのスタンスで書きます。

 

リン・チーリン&AKIRAさん達のことは置いときまして、

 

 

東南アジアにいると、国際カップルは本当にそこら中で見られます。

 

(一晩きりの関係、みたいのを合わせると更に たーくさん見られます♪)

 

特に欧米系×アジア系は見た目でわかるので、わかりやすいです。

 

グローバル社会だと、mix(ハーフ、クォーター、etc.)同士がどんどん増えるのでしょう、、。

お手伝いさんを雇える場合、家事などの言い争いは無いのかもしれません。

 

私の友人や知り合いにも国際結婚カップルが何組かいますが

私は彼らを素直に尊敬します。

 

文化圏やルーツの違いが大きい程、スゴイと思います。

(私の友人を見る限り、上手くいくポイントは、義両親との適度な距離、

男性の方の穏やかさな気がします。)

 

 

―――【あらためて結婚ってなんだろう】―――

 

昔、または老舗の名家の様に「お家存続の為」ならば

ある意味コトは単純です。色々大変でしょうが

共同体や文化・財産を守るための目的があるのである程度想像できます。

 

ですが、国際結婚は。。

 

よく「言葉や文化の違いを乗り越え」

なんて、一言で表されますが、、、想像できますか?

 

お手伝いさんがいるお金持ちは別として

近所付き合いの薄い地域は別として

 

●日々の家事

●読書やテレビ、娯楽 (無干渉または適度に共有)

●性的趣向のすり合わせ (これ、体毛など色々違うだろうし大変そうです)

●相手の友人や親せき

●子供について

●そして毎日の食事

 

二人で苦楽を共にして、お互いの習慣の違いに驚き、戸惑いながらも

合わせていくのも大変だけど楽しいとしても、

 

現実問題、言葉や日々の食事は、だいたい夫婦どちらかの文化に合わせるか、

半々ですよね。

子どもがいる場合、教育も色々と半々。

 

そして年月が経つにつれ、半々からだんだんと夫婦どちらか側の文化圏へ

パーセンテージが「ジジジ」と傾いてくる。

(最初っから完全にカターンとどちらかに傾いているパターンもあります。)

 

二人が若いうち、子どもが独立しないうちは

愛の力、仕事や子育ての大変さでなんとかなるでしょう。

 

しかし熟年期。

社会と自分の関係の変化、親の死、体質の変化、ライフスタイルの変化

などが重なる60歳前後からの時期は、

国際結婚に関わらず、夫婦の過渡期かもしれません。

 

セックスレスからが本当の夫婦とはダウンタウンの松本さんの言葉だったでしょうか。

 

で、

どちらかが人生の終盤を考えるようになるとします。

 

もう若い頃の様に何でも食べられるわけにはいきません。

幼いころから食べ慣れたソウルフードが恋しくなり、

二人の会話

介護、病院、お葬式、遺産、お墓(なし?又はドコの国に?)、、

 

という様に、

国際結婚を考える時、

結婚そのものを考えてしまいます。

 

 

アメリカなどでは純粋に恋愛的な愛情だけで結びつき、

その愛情が無くなると、これは神様に誓ったことが嘘になるから

結構すぐ別れたりする人も多いそうですが、

 

結婚とは「人生の最期まで共に生きる覚悟としての結婚」

と定義をすると、

多くの人もそうだからこそ、簡単には出来ないのですよね?

 

それは恋愛結婚に関わらず、

政略的な結婚が多く残る国でも基本的には同じ、

つまり「簡単には離婚できないし、人生の一大事」。

 

結婚、出産、死亡、様々な手続きは単純に「面倒」。

それを超える幸せやメリット、あるいは社会的義務があるからする。

 

じゃあ、

どこか原始的生活が残る土地に、国際結婚すると想像します。

 

自分の人種が目立たない、国際的な貿易がさかんな土地だとしましょう。

行政的な手続きナシ。地域のお偉いさんと、村の皆に祝福されればハイ結婚成立。

もちろん故郷には簡単には帰れませんが、骨をそこに埋めるつもりで

結婚します。。。

自分があたりまえだと思っている習慣は、全く通じないけれど。

 

例えば、成人するには◯◯の儀式が必要だとか、信仰や祭りの手伝い、

挨拶や礼儀、何もかも知らない事だらけ。

言葉の壁、食べ物の壁、近所、義理の兄弟、、

トイレが詰まりました、、隣のうちからか床から謎の水が漏れてきます、

郵便物が届きません

なんて問題もあったりして。

病気の時に謎の植物や薬を処方されたりして。

それらをクリアするのも楽しいわ、、、なんて言って何とか慣れるまでに

15年、20年、40年

相手が自分より先に死んでしまって、子どもがいないなら故郷に帰りましょう。

。。。?あるいはこの地で死にましょう。。死後の処理はどうなるの。。

義理家族とも上手くいっていたとして、簡単には行きません。

 

うーん、どう考えても大変そうです。

(主体的に選択した人でもこんなに大変そうなのに、

何かの事情で外国で結婚生活を強いられている人の苦労は図りしれません。話が逸れました。)

 

太古の昔から、種の存続の為に異種同士の結びつきはありました。

ヒト属に関わらず。

それは生き残る上で、多様性が有利だったから。

 

つまり、国際結婚できる人は、というか異種で夫婦になれる生き物は

。。。それで幸せに生きているご夫婦は、、、勝ち組ですかね。

 

自国の異性にモテないから、外国の異性にアプローチする

なんて場合もありますが、それで結婚できるなら

自国で負け組?でも地球規模、生き物規模(?)でみたら

勝ち組?ってことですよね。。

 

うん、やはり、マブシイです。

そして私、どの国の人を相手に想像(妄想)してみても。。うん、できないなぁ⤵。